もくじ
最初に…
はじめましてこんにちは。管理人のMadFluffieです。
このセクションは前置きになります。
※ご注意※
これを書いている私はMCUファンではなく
原作アメコミファンであり、あくまでもこれは個人の感想です😶
というわけで、まず最初に、BPWFの予告編を再生する前に思ったことがあります……それは、チャドさんがいなくて物凄く寂しい…ということ…🫥
未だに信じられないです。こんな風に追悼映画を見るなんて。ブラパン1は最高の映画だったし、チャドさんは素晴らしい役者さんでした。色々思うところはたくさんあるけれど、神のいたずらかチャドさんが地球から去った日は、ブラック・パンサーを生んだ原作者ジャック・カービーの誕生日なので、きっとチャドさんが地球から離れた後、ジャック・カービーからの労いを受けて、天国で楽しく過ごしてると信じています。スタン・リーや他のアメコミ作家とも出会ってのんびり過ごしているかもしれません……
原作ネタバレを含む感想【予告編第一弾】
【1】Marvel Studios’ Black Panther: Wakanda Forever | Official Teaser
というわけで感想はここからです👇
まずは、とにかく感動しました。
断片的なので全体像はわからなかったけど、ラモンダ女王の魂からの叫びに胸を撃たれて、初っ端のボブ・マーリーで掴まりました。
歌詞がもう、この映画の中核を表している……
残ったのは女性ばかり。気丈に振舞うラモンダ女王の姿。
お葬式のシーンは何もコメントできません。予告編でこんなに辛いのだから、本編はもっとキツイんじゃないかな。
これはただの想像ですが、MCUは、世界中で同じ時を過ごしたファン達が一緒に揃って追悼できる機会を与えてくれたのかもしれないと感じました。アメコミって原作でもそういう祈りを読者に与えてくれることがあるので、MCUもそんな気がします。
この、ワカンダ訛りの美しい音楽に合わせて明るい踊りで送り出す伝統的なシーンは、ファンに慰めと希望を与えてくれる素晴らしいシーンだと思いました。
すべてを包み込むような美しいワカンダの夕日。
一人一人の祈りがチャドさんとそのご家族へ届くといいな…
そして、力を与えてくれる海も、またみんなで見られる機会が訪れた。
悲しみは深いけれど…
新たな誕生と共に…
異なる光を伴って…
この展開がなんか聖書っぽくて、アメコミ読んでるみたいな感じがしました。ここでネイモアが出てきた時、めっちゃカッコイイと思ったし、彼が物語を引っ張っていくキーパーソンなんだなっていうのもわかって最高でした✨
そしてこのシーン。アトランティスの民無くしてネイモアはあり得ない。
そっくりなシーンをアメコミで見かけました。
ここなんかもう思いっきり原作です。
あのシーンを実写化してくれたのが一発でわかって、リアルに叫んでテンション爆発!(※このシーンに関しては、ネイモア特集の記事に載せるので割愛します)
画像は載せませんでしたが、ここまでの展開で「また人間共がなんかやらかしたのか」というが薄々わかりました。なんかワカンダがピンチっぽい。何より、このシーンに被ってくる女王の悲痛な叫びで心がいっぱいになって、文字通り涙腺が崩壊しました。
I AM QUEEN OF THE MOST POWERFUL NATHION IN THE WORLD!
AND MY ENTIRE FAMILY IS GONE!
HAVE I NOT GIVEN EVERYTHING?!
私はこの世界で最も強力な力を持った国の女王よ!
私は家族をみな失った!
なのにすべてを捧げて来なかったとでも言うの?!
訳は意訳です。詳細はわからないけど、この叫びはもう演技に聞こえず、自然と涙が溢れて嗚咽が止まらなくなりました。一体どれだけ悔しい思いをして、ワカンダに何が起こってしまったのか。このシーンを通して、MCU制作陣や役者さん達の無念と悲しみがこれでもかと伝わってきて、胸が締め付けられました。
この女王の叫びは、現実社会のたくさんの家族の代弁のようにも聞こえました。
ここでふと、なんかこの映画を観たら人生が変わるかもしれない、と思いました。私は普段から色んな原作コミックスを読んでいて、読む度に視界が開けて変わっていくんですが、多分それと同じくらい凄まじい作品になっているような気がします。
だって見て…
この美しい神の姿を。
これは原作で見かけたネイモアで間違いないです。
私が惚れに惚れた、あの原作の凄まじい物語の彼が、実際に動いて降臨しています。
もう凄いとしか言いようがない。英語圏のガチ勢原作ネイモアファン達からも大絶賛で、彼らのテンションが日々盛り上がっているのをリアルタイムで目の当たりにしています。
私はMCUに対して一定の不信感があるのですが、このネイモアの扱いを見て、Marvel初の歴史あるミュータントに相応しい方法かつ、原作作家やネイモアへの敬意さえ窺えて、MCU制作陣への好感度がちょっとだけ上がっていきました。
というわけで、第一弾の予告編の感想はここまで。
最後に、印象に残ったことは。
まるでチャントみたいに繰り返されてるBGMの ”Everything’s gonna be alright.” のフレーズ。この予告編では、登場人物みんながそのために立ち向かっている様子でピッタリなBGMだと思いました。歌い方もワカンダ訛り?でカッコ好かった😳💞
原作ネタバレを含む感想【予告編第二弾】
【2】Marvel Studios’ Black Panther: Wakanda Forever | Official Trailer
ここからは予告編第二弾の感想です。
第二弾は見るからに第一弾の続きで作ってある感じですね。
全てを失った女王が葬式で絶望しているシーンから始まり…
その映像へ被る、ぽつんと呟く王の語り…
”Only the most broken people, Can be great leaders…”
最もイカれた奴だけが、偉大なる指導者となる…
はい、カッコイイ!!!!
もう1000000点満点でも足りませんね!!!!!!
コミックスで見た降臨シーンがこんなに大迫力で動いてるなんて!!
ありがとうありがとうMCU、最高だよ最高だよ!!!!😭✨
確かにネイモアは偉大です。何しろMarvel初のミュータントですから。内面も、破天荒で型破りだけど独裁者じゃないし、スティーブが心から信頼する仲間で、バッキーちゃんが子犬みたいに懐いてる友達で、こんなに畏怖堂々しててカッコイイのに、めっちゃくちゃいいやつだし!😤
そしてこのシーン。神々しく着席した王の動きに合わせて…
滑らかにオコエ姐さんに切り替わるところが気持ちいい😳💓
そしてこのエムバクの語り✊
“His people…Do not call him general or king.
They call him K’uk’ulkan.
The feather serpent god.
Killing him will risk ETERNAL WAR!”
かの民は、あの男を将軍とも指導者とも呼ばない。
ククルカンと呼んでいるんだ。
羽を抱く蛇の神
奴を殺すことは、永遠の戦いを呼び起こすことになる!
なんてこった…
メチャクチャ怖いじゃん…!!😨
ところでこのシーン。私は、ネイモアの羽がハチドリスタイルで羽搏いてるのが青天の霹靂でした。コミックスだと動かないから、どうやって羽ばたくのか気になってましたが、まさかの可愛いでぶん殴られるなんて…!
“He’s coming for the surface world…”
“彼が地上に戻って来る…”
ああーーー……😭
もう最高。シュリのこのセリフといい、次から次へと畳みかけて来るネイモアの紹介といい!
私はいい感じに訳せませんが、シュリが言う “The surface world” は、原作でもネイモアがよく言っている言葉で、意味は「水面の上の世界/海の上の世界」みたいな感じです。ネイモアは地上のことを「above(上)」と言ったりしています。その口癖が映画で聞けるなんて…😭✨
これをネイモア自身が言ってくれたら、コミックス読む時自動再生確実になるのになぁ…
なんて呑気に思ってる隙に、ドーラ・ミラージュが
ド迫力でバーン!!
画面まで揺れてヤバイよマジでカッコイイよ大好きだよ😭💖
更にまだ来る、美しいアトランティスの戦士達!!
もういっそ気持ちいい……この青い肌と泳ぎ方……
コミックスからそのまま出てきたみたいに…
マジで実写化ありがとうございます!!!
なんて言ってる場合じゃない。間髪入れずにシーンは進み…
“We know, what you whisper….”
あなたが何を囁くか知っているわ…
……ヤバ過ぎ……😨
このシーンから察するに、神を召還したのは女王自身で…
“They have lost their protector. Now, is our time to strike!”
彼らは守り神を失った。今こそ反撃する時よ!
ネイモアは、ワカンダを救いに来た…?
多分、エムバク達はワカンダを守るために立ち上がったんだろうし
(なんだこれメチャクチャカッコイイな!!!)
(待って、ネイモラ原作そのままじゃん!!!)
このシーンは推測だけど、もしかしたらワカンダ内で内戦が起きてるのかも?
ティチャラの死を切っ掛けにクーが勃発して、大陸の奴らと手を組んだワカンダ国内勢力が、ラモンダ女王達を潰すために反乱を起こしたとか…🤔?
ラモンダ女王は多勢に無勢で進退窮まり追い詰められた末、エムバク語る「ククルカン(創造神)」に頼るしかなくなったとか…?
だって、よっぽどの理由が無い限り、シュリがここまで武装するなんて考え難いし……🤔
……とまあ色々考えましたが、予告編2は、主にネイモアがいかにヤバイかの紹介だった感じがしました。予告編1を上回る内容で、観てるだけでしんどかった…😂
今度、この実写版の元になった、最近の原作シリーズちゃんとチェックしてみようと思います。そうしないと本編を観たらきっと耐えられないかもしれません。私は……φ(・ω・`)
まとめ
この映画絶対観る…!!!
と固く決意しました。
といいつつ実は、私はネイモアが初めて発表された時、知ってるネイモアと全然違っていたので結構反発していました。だって、原作だと青白いサメみたいな肌になるし、ラテン系だと決まってないし。
だから、デズニーのポリコレにネイモアまで壊されるとか最悪だよ!と思っていました。……まあMCUオンリーファンの人にとってはそんなの関係ねぇ!ことだと思いますが……
けど、映画化の大元であるコミックスの大ファンからしてみたら、MCUも実写版のひとつでしかないし、「映画版独自のオリジナル設定をたくさん増やすんなら、もうコミックス使わないでオリジナルで作ってくれませんかね?😑」と思っちゃうのは別におかしなことじゃないと思います。本場英語圏コミュでも同じように言っている人は珍しくありません。
とまあ、そんな不信感を持ってる中でさえ、この実写版はかなり良さそうだと思います。
原作ガチ勢が大興奮するくらいなので、期待して大丈夫だと思います。ガチ勢の話を聞く限り、スティーブみたいに途中で別人にならない感じ……(わかる人はわかるこの話)
というわけで、BPWFの公開は来月ですが、私は映画館には行かずにBlu-rayが出るまで待つつもりです。うちのおっきなモニターでリラックスしながら観るまで楽しみにしておきます😊
半年くらい待ってれば発売するかな✨
それでは、ここまで一緒に遊んでくださりありがとうございました!😁